アヌンナキ・コード
By
フランツ・エルデル
ドイツ語原文発表:2012年12月30日
(英訳発表:2013年1月10日 *本記事は英訳を日本語に翻訳したものです)
操作について
地球上には、アヌンナキと呼ばれる宇宙人の種族について書かれた数々の教典や石盤が残されている。私自身も、旧約聖書のかなりの部分が、アヌンナキに関するものだと確信するに至った。聖書の中で「神」について書かれた箇所は、たいてい地球外の「神」エンリル(場合によってはエンリルの異母兄弟のエンキ)のことを指している。
人間とアヌンナキがどういう関係であったのか、私は、その正確な歴史をひも解こうとしているのではない。それは(私にとっては)終わりのない研究になってしまう。私としては、最近アストラル界に起こった変化を理解する上で重要なポイントを、いくつか定義しておきたいのだ。
アヌンナキは、人間より遥かに優れた存在であるため、「神」という表現は必ずしも誇張とは云えない。これは、アヌンナキが人間を「創造した」という点と明らかに関わりがある。伝統的な解釈では、エンキが、地球上に既に存在していた遺伝子(類人猿? ネアンデルタール人?)と、アヌンナキの遺伝子を掛け合わせて、人間を設計したと云われている。その際、人間をアヌンナキよりも遥かに劣った生き物にしておき、自分たちの役には立つが、間違っても「神々」を脅かす存在にはならないよう仕組んでおいたのだ、と。
敵の言葉を鵜呑みにするのは過ちである。歴史は勝者が書くものだから、残された資料というものに私は懐疑的だ。もしかしたら、実際には、全く違った事が起こっていたのではないか? もしかしたら、我々は、彼らが貶めようとしている段階よりも、既に遥かに発達しているのではないか? 一つだけ確かなのは、彼らが我々を隅々まで操作しているという点だ。なので私は、信条とは裏腹に、人間は発達を大きく阻害・制限されているという事実を認めざるを得ない。我々の周りには容易に乗り越えられない壁が築かれている。巷のスピリチャルでは、「この世に不可能はない、何でも実現できる(理論上は)」と教えるが、それは間違いだとあっさり云わせてもらおう・・・少なくとも、今現在は。
私が明確にしたい第一のポイントは、すべての人間を制限している操作についてだ。
この操作は、現象界のあらゆるレベル(例えば肉体)のみならず、アストラル界や、もしかしたら他次元にも及んでいる。我々の肉体には、人工的な不完全さによる限界が設けられている。我々のDNAには、いくつかの弱点が埋め込まれていて、そのために病気に罹ったり、自己再生がうまくできないので寿命が短かったりする。わずか100年でヨボヨボになるなんて、ジョークだろ。あるいは、DNAに簡単にアクセスして牛耳る道筋を作っておいたのか…。
遺伝子操作は人間に対してだけではない。彼らは、地球上のあらゆる生命体を操っている。動物も植物も、本来の姿とは言いがたいのだ。
次のポイントはコミュニケーション。
会話という意味ではなく、人間、動物、植物、地球が、互いを理解し、協力し合うことを指す。言い換えるなら、あらゆる生き物の共生を可能にするコミュニケーションの形態だ。『地球上の生き物について』で書いたように、かの宇宙人達は、己の権威・権力を行使できるよう、まずは、この共生を破壊しなければならなかった。DNAの操作は、多分その目的で行われたものであり、エネルギー操作のプログラムも、数多くインストールされた筈だ。これらのプログラム(コード)は、二言三言のマントラを唱えただけで解除できる類いのものではない。何しろ、彼らは我々よりも遥かに優れているのだ。思うに、まだいくつかのエリアが頑強にブロックされていて、我々はアクセスできないでいる。
仮に、本来の姿を取り戻せたとしたら、例えばこんな風になるのではないか:
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蟻が私のクロゼットに住み着き、服に穴をあけたりはしない。それが私にとって迷惑な行為であると蟻は理解できるから。
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蜘蛛が、スキさえあれば、我が家の壁や天井に見苦しい巣を張ったりしない。
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蚊? 血を吸うのは生きるためだって? そんな生命形態は消滅するにふさわしい。共生にそぐわないものは、形態を変えるか、消えるかどちらかだろう。
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鳥たちは、再び我々の肩にとまるようになるだろう。彼らはそうすることが好きだから。
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どんな動物もフレンドリーになる。これが、肉食獣にどうあてはまるか、私にはわからない。彼らも草食になるのか? それとも別の方策があるのか?
動物たちは、再び、それぞれの「目的」「仕事」を果たすようになる。今まで普通とされてきたものを遥かに凌ぐ能力が発現し、人間のしようとしていることを喜んでサポートしてくれる。同様に、我々も彼らの意図を理解し、手助けをする。
植物界も、阻害プログラムが除去された途端、多いに歓喜し、我々とのコミュニケーションをフルに再開し、共に働くだろう。彼らは、喜んで、難なく我々の食料を生産してくれる。人間が幸せだと植物も幸せになり、その結果、あらゆる果物・食物の品質も味も、最適なものになる。
しかしながら、アヌンナキの操作は、肉体を持った生き物にとどまらず、アストラル界や、意識体としての地球にも及んでいる。本来なら、地球を補佐・管理する筈の何十億もの地球上の生命が、「神の」ブログラムによって、事実上無力化されているのだ。植物界の精霊たちの状況も似かよっている。生き物すべてが、本来の能力を取り戻し、コミュニケーションできるようになったら、想像を超えた世界が広がるのではないだろうか。
ここで、次のポイントである「能力」の話に至る。
私の読者にとっては明々白々だろうが、我々には、能力が欠如している。詳しく説明する必要はないだろう。ただ云っておきたいのは、意念や氣(エネルギー)によって自身の肉体を造り変える能力を取り戻さなければならないという事。DNAはエネルギーによって改良が可能であり、それは常時起こっている筈なのだ。なのに、アヌンナキが仕込んだ基本的プログラムによって、我々は未だに書き換えができないでいる。
善玉と悪玉のアヌンナキ
今年(2012
年)6月、アストラル界で女性のアヌンナキと遭遇した。言葉での会話は無かったが、この遭遇に何らかの作用があったらしく、以後、アヌンナキに関して一連の事実を発見することになる。このアヌンナキ女性は、私が「アヌンナキ造反組」と呼ぶグループに属している。権力の座にあったアヌンナキは、我々人間に対して血も涙もない扱いをしてきた。どう見ても、情けとか思いやりといったものが一切ないのだ(アヌンナキは金を採掘するために地球に飛来し、人間を奴隷として働かせたとする伝統的解釈があるが、私からすれば、全くのでたらめ、虚偽だ。彼らが欲していたのは、魂のエネルギー(生命力)であり、そのために、弱く操作されやすい肉体を作ってその中に魂を閉じ込めたのではないだろうか)。魂の搾取は、今も継続中だ。
アヌンナキの中には、人間に対して情を示す者たちもいた(いる)。アヌンナキ造反組である。彼らは、人類の命運を好転させる方法を探っていた。秘密裏に活動し、そこから「蛇の同胞団(愛のコミュニティ)」が誕生したのだが、邪悪なアヌンナキに侵入され、解散させられてしまった。同胞団とそのメンバーは悪霊扱いとなり、悪魔として語り継がれるようになった。蛇の同胞団(Brotherhood
of the Snake)でネット検索すると、悪魔崇拝のグループが出て来るだろう。
このグループに、他に何が起こったのか、どういう罰を受けたのか、私にはわからない。ただ、多くが人間として生まれ変わっていると確信する。カリン(*注:著者の妻)と私がそうだし、この半年間に幸運にも出会えた人たちの中にも、そういう人が少なからずいた。
アヌンナキ造反組には一つの大きな秘密があった。それを明かさないよう、この半年間、私はその事に一切触れないできたのだが、この種の人間には、人類のみならず、地球全体を本来の秩序に回帰させる修正コードが内蔵されている。これらのコードを創り、肉体に埋め込み、エネルギー的に封印したあの時の彼らの高揚感と恐怖感を、私は感じる事ができる。ただし、あまりにも上手に封印してしまった人とはうまく繋がれないので、ヒーリングのエネルギーが流れず、私の手には負えない。封印がそれほど完璧でない人の場合は、私でもお助けできる。封印の強弱は、コードの重要度に関係しているのかもしれないが、今の所、情報はあまりにも少ない。
興味深いのは、1時間のセッション(施術)で何のエネルギーも感じない人が、「あなたはアヌンナキ造反組ですか?」という質問に、ビビっと強烈な反応を示すことがある。言葉の意味がわからなくても、そういうリアクションになるので、後でその人に説明してあげなければならない。こういうケースが、無視できないほど頻繁にある。何かが、彼らの奥深い所に刻み込まれているのだ。それが何か本人たちはわかっていないのだが、同じ事は「あなたには、アヌンナキ・コードが内蔵されていますか?」という質問によっても起こる。当の本人はそれを感じなかったりするのだが、それなりの感性を身につけた私は、彼らの激しいエネルギー反応によって、アヌンナキ造反組を見分けることができるのだ。
人間の中には、あの当時アヌンナキでなかったにもかかわらず、そのコードを持つ者がいる。これは、何らかの密接な友好関係によって生まれたものではなかと推察する。人間に友好的なアヌンナキは、人間と深い絆で結ばれていたことが多い。
ネフィリム
ネフィリムには様々な解釈があるが、私は、ネフィリムはアヌンナキと人間のハイブリッドであり、両者の性交を通じて誕生したと考えている。
この件について質問すると、やはり激しい反応が出て驚かされることがある。例えば、コードのインストールについて尋ね、「あなたはその当時、アヌンナキでしたか?」と聞いても反応はゼロで、「あなたはネフィリムでしたか?」と聞くと、強烈なエネルギーが波打つ。なので、答えはいつも極端にわかり易い。
ネフィリムは、いわば半神半人で、たいていは母親が人間のため、どちらかと云えば人間の側に味方したのではないだろうか。ネフィリムが子供を作るにあたり、相手は、人間であったり、アヌンナキであったり、ネフィリム同士であったりしたため、様々に異なる能力を持ったハイブリッドが誕生した。ただ、どの能力も、為政者たちが許容あるいは管理できると考えていたものを超えており、そういう(能力を持つ)者がどんどん増殖していったため、権力者側は人類を全滅させることを決め、大洪水を起こした。ノアの箱船(名前は土地によって異なるが)や大洪水の物語は、世界各地で伝承されていることから、何らかの真実が含まれていると考えられる。ちなみに、ノアに(洪水の)警告をしたのは、アヌンナキ造反組の一人だ。
複数の前世の分霊がついている人に対しては、ネフィリムについての質問を追加しなければならない。人によっては、ネフィリムだけの場合もある。大洪水の前にもネフィリムは殺されていた(個別に殺ってたのでは手間がかかり過ぎると彼らが気づくまでは)とする記述は、真実であったに違いない。ネフィリムの魂は、特に厳重に封印・禁圧されたようであり、それを解放するには、別個の対応が必要だ。
ドラゴン(龍)の卵
そう、卵はアヌンナキ・コードにも関わっている。先に断っておくが、霊魂について、私にはわからない事がある。人間の中には、かつてアヌンナキであり、かつドラゴンであった人がいる。アヌンナキは地球由来ではなく、ドラゴンは地球の分霊から作られているのに、だ。多分、私はストレートに考え過ぎているのだろう。この事実は繰り返し証明されているのだから。当然だが、これらのアヌンナキは「人間の味方」であり、故にアヌンナキ造反組である。更に云うなら、この種の人間はドラゴンの卵を体内に宿している。その場合、ドラゴンの卵は、アヌンナキ・コードの隠し場所ともなっている。卵の中にあるコードは、卵が安全な場所に運ばれなければ発動しないようになっている可能性があるが、いずれわかってくるだろう。
コードの発動
私たち(フォーラムの参加者と私)は、この6ヶ月間、コードを発動させるべく努力し、コードについて新たな発見を重ねて来た。これまで成功しなかったが、数日前、ついにある人の中にあった最初のコード群を作動させることができた。その人は、力強いエネルギーが身体中に満ちあふれるのを感じた。その後、カリンと私の中にあるコードも発動させようと試みたが、何も起こらなかった。コードの中には、他のコードを発動させるベースとなるものがあるのかも知れない。何もかも新しく、未知の世界だ。けれども、他のコードも発動する段階に来ているかとの質問に対しては、明らかな「イエス」が出た。この6ヶ月ずっと「ノー」だったことを思えば、これは進歩だ。これらのコードは、少なくとも5~6千年、我々の中に封印されていたのだから、6ヶ月など取るに足らぬ話ではないか。
おわりに
私が今この情報を公開するのは、隠したところで、我々の対戦相手は、こうした事をすべて(多分我々よりもっと詳しく)知っているからである。発動の時期が来ているのなら、コードを持っていることに気づいていない人たちが、自身についての真実を知る機会を持った方がいいと考えたのだ。読者の中には、この記事を読んでいる間、エネルギーが流れるのを感じ、自分の中にコードがあり、いずれそれが作動すると気づく人がいるかも知れない。時は満ちたのではないか。なぜなら、これらのコードが完全に封印されている人は、ほぼずっと、ものすごく調子が悪いのだ。そして、彼らを救う道は、コードを発動させる以外にないのである。
“アヌンナキ・コード”に対する反響について
By
フランツ・エルデル
ドイツ語原文発表:2013年1月1日
(英訳発表:2013年1月13日 *本記事は英訳を日本語に翻訳したものです)
『アヌンナキ・コード』の記事について、様々なフィードバックをいただいた。記事中に説明不足があったようなので、急ぎ、いくつかの点を明確にしておきたい:
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「アヌンナキとドラゴンの霊魂を同時に持ちあわせるということがあり得るのか?」というテーマについて、ある友人が『イナンナの復活(Inannas
Return)』という本から見つけた情報を送ってくれた。もしかしたら、(霊魂のミックスという捉え方は)、正しいのかも知れない。
二ビルの統治者であったアヌは、50万年前にテラ(地球)にやって来たと云われる。
当時テラに居住していたのは:
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龍族(ドラゴン・ピープル)
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蛇族(スネーク・ピープル)
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野人(直立原人)~動物たちとテレパシーで交信し、すべての動植物と一つになっていた。
3番目のDNAが組み替えられた可能性が一番高い。
龍族は、アヌが彼らの平和な生き方を尊重しない事を怖れた。そのため、居住区を定め、協定を結んだのである。協定調印の証として、アヌはイド(テラの龍族の王女)と婚姻を結び、二人の間にエンキが生まれた。
エンキは、イドと共にニビルで育ち、その後地球に戻った。エンキは地球をこよなく愛した。
エンキはすべての女性を愛し、それはそれはたくさんの子や孫をこしらえた。
上記について私が思うのは・・・
もし、50万年前にアヌからエンキが生まれ、二ビルに連れ帰ったとしたら、エンキには、二ビルで子孫をこしらえる時間が数千年あったことになり、それらの子孫は、ちょっとだけドラゴンが入ったアヌンナキということにならないだろうか? 地球に戻ってからできた子は、ネフィリムになるという訳だ。
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